NetBootLinuxの挑戦1
LinuxがNet経由でブートする大まかなシーケンスとしては、
1) クライアントが DHCP Request
2) DHCPサーバがブートローダのありかを教える
3) クライアントが、ブートローダをダウンロードして実行
4) ブートローダがカーネルをロードして実行
という感じらしい。
DHCPサーバが、ブートローダのありかを教えるのは、dhcpd.confに
host netclient{
hardware ethernet xx:xx:xx:xx:xx:xx; # クライアントの MACアドレス
fixed-address 192.168.1.80; # クライアントに割り当てるIPアドレス
filename "/opt/netboot/pxelinux.0"; # ブートローダのありか
option root-path "/opt/netfs"; # ??
option routers 192.168.1.20; # ルータアドレス
server-name "192.168.1.20";
next-server 192.168.1.20;
}
というような設定をして、dhcpdを再起動すればいい。
NetBootするようにしてクライアントPCを起動すると、tftpで pxelinux.0を取得するためのアクセスが確認できるはず。
今回はここまで。次回は、pxelinux.0 の準備など。